子どもがテストを持ち帰ってきたときが、親子で勉強するいいチャンス
学校では、一つの単元が終わったときにテストをします。
ですから、テストの点数は結果を表すもの、とだけ考えがちです。
でも、それは学校のカリキュラムの中だけでのこと。
家庭学習においては、テストの点数はむしろ、一つのきっかけ、スタート地点と考えたほうがいいのです。
学校では、クラス全体としてどのくらいの点数がとれたかを目安に、以後の授業のプランを立てるでしょうが、一人ひとりの子どものまちがえた問題のフォローまではしてくれません。
テストの時点で理解できていなかったところは、家庭でフォローしなければ、そのままになってしまうかもしれないのです。
つまりテストの点数は、お母さんに「ここを子どもに復習させておく必要がありますよ」という貴重な情報を伝えてくれているわけです。
(1)余白の書き込みをチェックする
子どもがテストを持って帰ってきたら、まず答案用紙の全体をよく見てください。
算数のテストの場合、解答欄に答だけを書く形式のテストでも、子どもによっては余白に式や計算などを書いている場合があります。
逆に、答えだけが書かれていて、余分なことはまったく書かれていなかったり、書いたあとはあっても消しゴムで消してあったり、という場合もあります。
余白に何か書いてあるかいないか、これが第一のチェック・ポイントです。
余白にいろいろと書いてある子どもは、考えることのたいせつきを知っている子どもだと考えていいでしょう。
したがって、こういう子どもは学力が伸びる可能性は高いと言えます。
反対に、何も残っていない子どもは要注意です。
たと、答えはあっていたとしても、結果だけに目がいっている子どもは、「できる」ことだけで満足している子どもである可能性があります。
式や計算はたいせつなものですから、かならず書き残しておくよう指導してあげてください。
(2)まちがえた問題をほかのノートに書き写させる
続いて、まちがえた問題に対するフォローです。
まちがえた問題は、「まちがいノート」をつくって、かならずそこに自分の手で書き写させてください。
このノートは、子どもがつまずいたポイントを記録する、貴重な資料になります。
まちがえた問題の中には、答えが書いてあるけれども×がついているもの、答えも書いていないものの二種類があるでしょう。
答えが書いてあった場合は、式や計算をよく確かめたり、子どもにやり方を説明させたりすることで、ただの計算違いなのか、それとも考え方をまちがえていたのかを調べます。
考え方が正しかったら、そのことを認めてあげ、計算をやり直しさせて○をつけてあげればすみます。
考え方が違っていた問題、そして答えが書いてなかった問題は、きちんと復習する必要があります。
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