子どもの夢を応援し、勇気づける
小学二年の孝(仮名)君です。
一生懸命サッカーボールを蹴っています。
孝君の蹴るボールはときどきとんでもない方向へ飛んでいきます。
でも孝君はめげません。
全力で走っていき、ボールを拾っては蹴っています。
お母さんが夕食に呼びにきました。
孝君はあと十本と言ってシュートの練習をやめません。
お母さんが孝君に言いました。
「お前はサッカーが好きなんだね。大きくなったらサッカーの選手にでもなりたいのかい」。
「うん、僕大きくなったらJリーグに入って中山選手みたいになるんだ」。
お母さんが言いました。
「だってお前、足は遅いし、運動神経だってそんなによくないじゃないか。プロの選手なんか無理だよ」。
孝君は泣きべそをかきながら言いました。
「大丈夫だよ。僕がんばって絶対なるんだから」。
野球で有名な王選手を始め一流と言われた人も、初めは有名な選手になりたいという夢をただ一生懸命追いかけて努力をしていただけなのです。
孝君は中山選手みたいになれないかも知れません。
しかし夢を追いかけて一生懸命がんばることは大切なことです。
そしてそれは孝君がほかの人生を歩んでも必ず役に立つことなのです。
親は子どもの夢を壊してはいけません。
「中山選手みたいになれるといいね」と言ってあげることが、我が子を勇気づけ、子どもの能力を発揮させるのです。
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