失敗を通して学ぶことがたくさんある
五年生の男の子達が校長室の前でキャッチボールをしていました。
力があまって一人の男の子が投げたボールが校長先生の部屋のガラスを割ってしまいました。
校長先生が窓の外に出てきました。
子ども達は怒られるのではと身を縮めています。
校長先生は
「割れたガラスが危ないから片付けようよ」
と静かに話しかけました。
片付け終わったところで校長先生は再び子ども達に言いました。
「今度キャッチボールをするときどんな風にやったら、ガラスを割らないでやれるかな」。
子ども達は話し合って
「校舎から離れてキャッチボールするよ」
と具体案を出しました。
「そうだね。今度からはそうしようね。ところで今度のことをどう思うね」
と校長先生が聞きました。
生徒達は「ごめんなさい」と素直に謝りました。
子ども達が失敗したときこそ、子どもの能力を伸ばすチャンスなのです。
再び失敗をしないような代替案を考えてもらうのです。
そうすれば子どもは同じ場面で同じ失敗をしなくなります。
経験から知恵を得たことになります。
経験から学ぶことによって能力は伸びるのです。
失敗した子どもを親はつい叱ってしまいます。
それでは失敗から子どもは何も学びません。
ぜひ子どもに代替案を考え出すように励ましてください。
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