望まれる父親と子の関係とは
最近の父親が、子どもの教育やしつけに及ぼす影響は、ほとんどないに等しいと言えましょう。
それは子どもを権力的な関係のなかで支配していた、かつての「父権」の失墜の反動とも言えるかも知れません。
父親は子どもに対して無力、ないしは、無関心になっています。
しかし権力的であれ無力な父であれ、どちらにしろ父〜子の関係は、支配〜服従という縦の構造であることに変わりはありません。
必要なことは親子の関係を支配〜服従の関係でなく、対等〜協力の関係に変えることであると思います。
そのためのリーダーシップを取ることが、現代の父親に求められていることではないでしょうか。
夫婦や親子のお互いの役割や資質の違いを認め、その上での協力関係を作っていくこと。
このことを父親自らの行動を通して教えることは、子どもを真の意味での民主的な人間に育てることでもあるのです。
そして未来を生きる子ども達にとって、民主的に生きること、
つまり周りの人と対等の立場で協力し合って生きることができるということが、人間として最も大切な能力になると私は考えています。
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