自分を肯定的に受け入れることができるように育てる
子どもの心が健康に育っているかどうかを知る一番いい方法は、子どもに「自分が好きかな?」と聞いてみることです。
「好きだよ」と言う子どもは、少しぐらい問題があったとしてもそれほど心配する必要はありません。
自分が好きだということは自己肯定感があるとも言えますが、
この自分を肯定的に受け入れることができるようにすることこそ、子育ての目標でもあるのです。
子どもを親や大人の言うことに従順な見かけだけ良い子どもに育てることが、子育てで
はないのです。
大人になったときに、人に依存して生きるのではなく、自分の力で他の人とも協力して、生きていけるようになればいいのです。
子育ての失敗とは、子どもが自分を肯定的に見られなくなることです。
子育てには、しつけの部分も含まれます。
確かに、何でも子どもの言う通りになっているわけにはいきません。
子どもを叱ることも必要かも知れません。
叱ってはいけないと言っているのではありません。
どうやって叱られることを体験させるかが大切です。
上手に失敗を叱れば、この次は失敗しないようにしようと、別の工夫を子どもは考えます。この努力が人間を向上させたのだと思います。
しかし向上心にも二通りのものがあります。
一つはいまの現状を肯定的に見て更に向上しようというものです。これは大切な向上心です。
一方、いまの現状が不満で否定的に見ており、その不満から自分を向上させようとします。
多くの場合、不満をもっと増やすことになります。
自分を肯定的に見るということは、決して現状のままでいいということではないのです。
しかし自分がより向上するためにも、まず現状のありのままの肯定が必要なのです。
子どもがそうなるためには、ありのままの子どもを親は受け入れ、それを子どもに伝えることが必要です。
具体的には子どもが生きていることをもっと喜んでほしいのです。
どんなにいたずらをして困らせる子どもでも、万が一父通事故で亡くなってしまったと考えてください。
生きているだけで子どもは親にすてきなプレゼントをしてくれています。
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