気になる頭のこぶ、形、大きさについて
生まれてまもない赤ちゃんの頭にある押さえるとぷよぷよするこぶは、頭血腫といいます。
これは、生まれるとき頭蓋骨の骨膜の下に出血したもので、二〜三ヶ月のうちにかならずなくなります。
頭の形はほとんどの子がいびつです。
それは頭蓋の成長のしかたが大なり少なり左右均等ではないからです。
ですから、寝かせかたにはほとんど関係ありませんし、かっこうよくしようと枕をあてるのは、効果がないばかりでなく、頭が固定されて運動が制限されるのでよくありません。
心配しなくとも、座ったり歩くようになれば、しだいにいい形になってきます。
頭が大きく見えたり、小さく見えたりする場合も、からだとの割合でそう感じることもありますし、親をはじめ先祖に似ることも多いのです。
ただ、「おどりこ」(頭のてっぺんにあるやわらかいところ)があまりにも大きく、しかもきんきんに盛り上がって脈打っているとか、頭囲のふえかたが多すぎる場合には、水頭症ではないかと疑い、CT(コンピュータ断層撮影)もらう必要があります。
もし水頭症のときは、チューブを脳室に入れ、心臓か腹腔に脳脊髄液を流す手術をします。
そのさい、発見が早く、ほかに奇形をともなっていなければ、知能はおかされずにすむことが多いでしょう。
ただ、程度がひどくてすでに知能のおくれが目立っている場合には、手術の効果はあまり期待できません。
二分脊椎(脊椎被裂)をともなって、脊髄がはみでている場合には、下半身の麻痺を覚悟しなければなりません。
一方、頭が極端に小さく、頭国が平均より五センチ以上も少ない場合には、小頭症の疑いがあります。
これには治療法がなく、知恵がおくれ、運動障害やけいれんをともなうこともあります。
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