よく病気をする子こそ大胆に育てよう
しょっちゅう病気をするといっても、わりに軽く、まあなんとか育っていれば、気にしなくていいと思います。
病気によって、かかる年ごろというのもあって、
一、二歳までは鼻かぜ、「ぜろぜろ」するかぜ、下痢、中耳炎など、
二、三歳をすぎると扇桃炎、気管支炎のほか、水ぼうそう、おたふくかぜ、風疹といった「伝染病」も盛りになります。
こうして年齢に見合った病気を経過することは、かえってその後の健康にとっていい結果をもたらすもの。
それによって免疫ができるし、幼いなりに「やまい」とのつき合いも覚えられる。
つまり、子どもは病気をしながら育つという面をもつからです。
よく病気をする子が、かならずしも弱いとはかぎりません。
赤ちゃんを卒業したてのころは、上のきょうだいから病気をもらうことは避けられませんし、保育園や幼稚園に入ると、しばらくのあいだ、たてつづけに病気に見舞われることも多いでしょう。
いずれも、うつされる機会がふえたのがいちばんの原因で、それだけで「弱い」と思うのは早計です。
また、医者通いばかりしていると、なおさら弱くしてしまう恐れがあります。
自分で病気とたたかう力を削ぎますし、薬の害も軽視できません。
精神的にも医薬に頼るくせができるうえ、よけいな病気までもらう可能性が大きいからです。
そんなことをするよりも、もっと積極的、大胆に育てるほうがいいと思います。
なんともないときはもちろん、多少病気ぎみでも、元気さえあれば、外に出して好きな遊びをさせてもいいですし、おふろにいれてもいいのでは。
そのほうが心身ともに勢いがついて丈夫になることが多いみたい。
たとえ熱がでたりぐずっても、一日、二日とがんばらせると、自然になおったり、病気になる回数もへる傾向があるようです。
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