水に溺れた場合
水から引き上げたとき、すぐ泣きだして、まもなく泣きやみ、元気になったら、心配はいりません。
むせるようにしていたら、水が肺に入った恐れもあるので、慎重にようすを見てください。
せきこみがつづくようなら、いちおう医者に診てもらいます。
むせるのがすぐおさまっても、一週間くらいはせきや熱がでたら、レントゲンで調べてもらったほうがいいでしょう。
水から引き上げたとき、ぐったりして、意識がないようなら、すぐに人工呼吸をします。
脈がふれず、胸に耳をあてても心音が聞こえないようなら、同時に心臓マッサージをします。
水を吐かせる必要はありません。
人工呼吸法(マウス・ツー・マウス法)
(1)まず脈をみる。脈も止まっていれば、心臓マッサージもやらなければならない。
(2)なるべく硬いものの上にあおむけに寝かせ、頭を後ろにのけぞらせる。
(3)口の中に血やよだれ、吐物などがたまっていたら、顔を横に向け、指でかきだす。
(4)自分の口で、子どもの口と鼻をおおい、すばやく4回ほど息を吹きこむ(下図)。
(5)その後は、1分間に20回の割合で、息を吹きこむ(あまり強くは吹かないこと)。
(6)毎回、吹きこんだら、口を離して、息が吐きでるのを確認する。

乳幼児の場合
ロを子どもの鼻とロにあてて
息を吹き込む(1分間に12回)

大きい子の場合
鼻をつまみ、口を子供の口にあてて
息を吹きこむ(1分間に20回)
心臓マッサージ法
(1)床か、硬い台の上にあおむけに寝かせ、頭を後ろにのけぞらせる。
(2)人さし指と中指を並べて、指先をまっすぐ、胸骨の中央部(およそ両乳首を結ぶ線上の真ん中)にあてる。このとき、子どもの背中に片方の手をあてておくとよいだろう。
(3)胸にあてた指先を、1分間に80~90回(およそ脈の速さ)の割合で、ぎゅっと深く押しこんだり、離したりする。
(4)5回くらい押すごとに、人工呼吸もやらなければならない。だから、2人がかりがよい。
(5)脈が打ち始めたら、心臓マッサージはやめる。

乳児の場合
人さし指と中指を並べて、
指先で胸骨中央部を押したり、
離したりする(1分間に80~90回)

幼児の場合
前胸部と背部より両手ではさみ、
圧迫を繰り返す(1分間に80回)
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