思春期はストレスが増加する時期
保護されている間は自分の家のことだけで良かった子どもの関心が仲間を通して社会へ広がっていきます。
お父さんが最高と思っていた子どもは、だんだん社会的な評価というものがあり、そのなかではうちのお父さんはそれほどでもないと気づいたり、
逆に自分の家の社会的ステータスは高いんだということに気づいたりします。
児童期はどんな会社でもお父さんが社長であれば、それは世界一の社長です。
しかし思春期に入ってきた子どもは小さな家族だけでやっている会社の社長と大企業の社長では社会的評価が全く違うということに気づきます。
「何だ、社長と言ったっていろいろあるのか。お父さんはちっぽけな社長なんだ」
とか
「えー、家のお父さん大きな会社の社長なの。お父さんを乗り越えるのは大変だ。僕には無理だよ」
とか事実を知って子どもは様々な反応を示します。
同じように自分に対しても社会的評価というものがあるということに気づいていきます。
学校の成績順位が子ども達のストレスになってきます。
勉強よりもスポーツや趣味に秀でている子どもは、一番社会的評価が高いものが成績だと知ったときに、強いストレスを感じます。
結局ストレスは子どもの自己評価を下げていってしまいます。
要するに世のなかには自分で思っていたのとは別な評価の仕方があるのだなということを知るようになります。
そのときに自分はそれなりに評価されてしかるべきと考えることのできる子どもはいいのですが、
そうでない子どもは反対に世間の価値観に合わせようとしてストレスを強く感じてしまいます。
世間の価値観と言っても一様ではなく、子どもに大人の社会にもいろいろな考え方があるのだということを教えることが大切になります。
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