最近は九歳頃から第二次性徴が始まる
九歳がなぜ一つの発達のターニングポイントと言われるようになったのかを最初に考えてみましょう。
いままでは九歳という年齢は安定した児童期の典型的な年齢と考えられていたのです。
しかし最近の子ども達にとっては必ずしもこの説があたらなくなってきました。
全体に身体成熟が早く、第二次性徴と言われる現象が九歳くらいから始まり出す子ども達が増えているのです。
女の子で言えば、早い子では生理が始まり、いやでも自分が女性であるという性的同一性を求められます。
身体つきも女性らしくふくよかになってきます。
女の子よりいくらか発育は遅れますが、男の子は夢精やマスターベーションの経験がそろそろ始まり出します。
これらは子ども達にとっては強い混乱と不安を引き起こします。
第二次性徴から由来する性の問題はストレートに親にも相談しつらいことです。
一方身体の変化から無性に興奮しやすくなります。
何かとスリルを求めて騒々しくなります。
本来このような思春期の始まりは中学生くらいからだったのですが、最近は成熟が早まり、小学校中高学年からこの思春期の現象を示す子どもが結構増えてきているのです。
危険なのはこのような現象に気がつかずに、それまでと同じく子ども扱いをしていると思春期特有の反抗をもろに受けて親子の関係を複雑にしてしまうのです。
我が子が思春期特有の行動を取るようになったら、年齢に関わらず子ども扱いをやめ一人前の付き合いをする必要があるのです。
児童期から思春期への変化を少し見ていきましょう。
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