非行・問題行動に対して、まずは子どもの言い分をよく聞きましょう
親から見てどうかと思われる教師は少なくありませんが、
親や世間一般の安易な教師批判が、校内暴力を助長していることも事実です。
不用意に先生の批判を子どものまえですることは禁物です。
といっても、子どもが先生の悪口を家庭に持ち込んだとき、子どものいい分をじゅうぶんに聞かずに
「先生の悪口をいってはいけない」
と叱ることも、かならずLもよい指導であるとはいえません。
親に本当の気持ちを話さなくなるばかりでなく、「親も先生と同じだ」と二重の反抗心を持つようになります。
それよりも、先生の立場や努力している点を忘れないようにして、子どもの言い分をよく聞いてやり、納得できる点があれば肯定してやることも必要です。
それは、正しい批判の目を育てることにもなりますし、親が聞いてやったことで反抗心がしだいに解消されてゆく場合も少なくありません。
そのうえで、どんな理由があっても暴力や破壊という形の反抗は絶対に許されないことであることを、きちんと話す必要があります。
暴力や破壊的行動は、一時の感情の発散ではあっても、問題の解決には決してなりません。
いや、それどころか事態をいっそう悪化させてしまうことの方が多いことも教える必要があります。
たとえ最初の原因は教師に非があっても、結果として暴力をふるってしまえば、非は暴力をふるった側に生じます。
したがって、子どもには暴力に訴えない解決の方法を教えなければなりません。
子どもの力だけで解決を見ない場合には、親が直接教師との話し合いをすることも必要でしょう。
大切なことは、子どもの訴えを正面から受け止めて、ともに正しい解決の道をさぐる親の姿勢です。
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