子供の反抗にどう対処しますか?
子どもの意思にまかせてみる
反抗は、ひととひととの関係に、それをもたらす動機があって起きてくるもの。
子どもだけで「反抗期」などという時期を迎えるわけではないでしょう。
とすれば、それは子どもとおとなのあいだに矛盾が高まってきたときに生じることになります。
ただ、幼い子はまだ判断のしかたが単純で、自己主張もかたくなにすぎるのがふつう。
だから、「反抗」にはそうした事情を配慮して対応してやらなければなりません。
まずは、なにをするか、どのようにするか、やめるかやめないか、いつやめるかといった行為の選択をできるだけ自分の意志できめさせるようにしてみたらどうでしょう?
服を着たがらない子に二種類の服を見せて
「どっちにする?」
とたずねると、
「こっち」
といってさっさと着ることがあります。
なかなか寝ようとしない子には、
「ねなさい」
よりも
「もうねようか」
と誘うほうが抵抗が少なそうです。
こうした問いかけや誘いは、親を権威者にするのでなく対等の関係におくので、子どもは自我を傷つけられない。
それでいて決定した行為には自分で責任をとらなければならないことを悟らされるはずです。
行為を自分で選ばせるからには、まかせると同時に、幼い子なりのタイミングをみはからってやることが大切です。
問いかけや誘いに対してすぐには応じなかったとしても、急がないでまってやる。
そして、こちらの要求でなく、子どもが思うとおりにできたときには、うんとほめてやるのです。
親の要求と子どもの意志が真っ向から対立したときは、親が譲歩できるほどのことなら、子の性格やその場の状況によっては、負けてやったほうがいいと思います。
子どもはがんばれば主張を通せるという自信をつけるし、その結果に自分で責任を負う経験をすることになります。
でも、どうしても譲れないばあいは、親の実力で従わせるのもわるいことではないと思います。
そういう切羽つまったときには、断固とした態度をとりつづけるにかぎります。
子どもはたいてい激しく抵抗して親の反応をうかがおうとしますが、少しでも動揺の色を見せてはなりません。
一度従わせようとしたら妥協せずにとおしたほうが、子どもは親を理解してくれるのではないでしょうか。
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