子供のいたずらも成長の為に必要なこと
幼い子のいたずらは最初から悪意をいだいてやるわけではありません。
おとなと同じことをしたいという欲求がいたずらといわれる行動にかりたてるのです。
父親のメガネを頭に乗せたり、母親のマニキュアをこぼしたりするのは、自分たちを好いてくれている証拠。
なによりほほえましいこととして受けとめてやりたいものです。
子どもはどうも入れ物にこだわることが多いみたい。
引き出しを開けたがるし、箱があればじっとのぞきこみます。
そして、中のものを次から次へと取り出しにかかります。
バッグなど逆さにしてばらまいてしまうでしょう。
コップや皿のようなものだと、それに入っている水やスープなどを別のコップや皿に移しかえ、またもとにもどすという仕草をくり返すことがよくあるのではないでしょうか。
こうした行為は「もの」に内部と外部があることが不思議で、
しかも、ひとつの「もの」の内部にある別の「もの」が外部にも出せるし、またその道もできるということがおもしろくてたまらないのでしょう。
この感覚がすすめば、任意に空想で、大きなものを小さなものの中に入れたり、小さなものでも外にだして大きなものにするといった遊びを展開することが可能になるはずです。
たとえば、お話で象さんを自動車の運転手にしたてたり、遊んでいる途中でポケットから小さな怪獣をとりだして大暴れさせることもできるのです。
これはすごく楽しいことで、おとなも子どもをまねて、いま一度こういったイマジネーションをとりもどすチャンスにしたらどうでしょう?
そもそも、いたずらはおとなにとっては困るものですが、子どもにとっては楽しくて面白いこと。
価値観からしてちがうのです。
おとなの価値観だけで禁止したり叱ったりしても、通じにくいと思わなければなりません。
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