赤ちゃんのひとり立ち
早い子とおそい子では半年の差
お誕生前後になると、ちょっとした拍子に、一瞬ではあるけれど、ひとり立ちすることがあります。
それを発見したときの感慨はいかばかりのものでしょうか。
思わず拍手かっさいをしてしまうかもしれません。
でも、あまり大声ではやしたてると、赤ちゃんが泣いてしまうかも。
まあそれはご愛敬ですが、二度目からは感激をなるべくひかえめにして、静かに励ましてやりたいもの。
ばあいによっては手を貸すなり、支えをそっとはずしてやるなりしてもいいかもしれません。
ひとり立ちは、最初のころは一〜二秒、どすんとしりもちをついては、また立ち上がろうとする動作を楽しんでいるようです。
やがてふらついていた腰がかたまって長く立てるようになると、今度はやたらと立ちたがりだすのではないでしょうか。
そしてひとり立ちがしっかりした赤ちゃんは、片手さえもってやれば、ひょこひょこと歩けるようになっていることでしょう。
ひとり立ちをするようになる時期は赤ちゃんによってずいぶんちがいます。
早い子とおそい子ではゆうに半年近くの開きがあります。
ですから、そのくらいのおくれは気にすることはありません。
せめて、つたい歩きがお誕生ちょっとすぎ、ひとり立ちが一歳二ヶ月くらいまでにできれば、どうということはありません。
それにともなって、ひとり歩きができるようになる時期も、赤ちゃんによって開きがでてきます。
たいていの子は一歳二〜三ヶ月ごろに歩きだしますが、早い子だと十〜十二ヶ月、うんと早いと七〜八ヶ月でひとり歩きする子もいないではありません。
逆におそい子だと一歳半近く、一歳七、八ヶ月になってやっとという子もいます。
ひとり歩きの早いおそいには、どうやらその子の性格も大きく働いているように思えます。
大胆な、わるくいえば向こう見ずの子は早く歩いてしまうし、憤重な、わるくいえば憶病な子は歩くのがおくれるふしがあるみたい。
どちらがいいかはいちがいにはいえないし、親としては、わが子の性格を理解してやることが務めでしょう。
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