赤ちゃんの夜泣きの原因と対策方法
昼間の過ごし方を改めてみよう
夜中に突然赤ちゃんに泣き出されるのは、なんとも切ないものです。
夜ごとに何度も泣かれると、わが子ながら面倒くさく、ときには憎らしくさえ感じることもあるでしょう。
でも、なんとか頑張って面倒をみてやれるのは、やはりそれが親であるゆえんですよね。
三、四カ月未満の赤ちゃんが夜に泣くのは、切実な生理的要求にもとづいています。
おなかがへった、のどが乾いた、暑い、寒い、着物やふとんの具合が悪い、あるいは、どこかが痛いとかかゆいといった気の毒な状態さえもあります。
敏感な子では、おしっこがでたり、頭や手足が無意識に動いたりしたときなどに、ビクッとして、泣きだすこともあるようです。
これらに対しては、親は眠いからといって放っておくわけにはいきません。
「夜泣きは泣かせておけばなおる」という通説ほど赤ちゃんに酷なことはありません。
それよりも、原因を考えて面倒をみてやるほうが、親子とも楽になるでしょう。
子供の夜泣きの原因は?
四、五カ月からのちの夜泣きには、赤ちゃんのこころが深く関係してきます。
親があまり赤ちゃんにばかりかまけていると、赤ちゃんは図に乗ってくるかもしれません。
ぐずぐずと甘え泣きばかりするようなら、すこし放っておいてみることです。
お誕生が近くなってくると、夜中に遊びたくなる子もいます。
これも、なるべくかまわないで、ひとりで遊ぶくせをつけるようにしむけるのがよいでしょう。
しかし、あまり突き放してばかりいると、赤ちゃんのこころは傷つきます。
別室にカギをして知らぬ顔より、身近に寝かすとか、せめて、眠りがけにはそばにいてやりたいもの。
大切なのは、できるだけ、昼間から遊びの相手をしてやり、日光や外気や、世の中の文化にもよくふれて、たがいにこころを満たし、適度に緊張した生活のリズムをつくっていくことだと思います。
とりわけ、自分では十分に体を動かせない赤ちゃんを、おとなが手伝って運動させてやること。
「たかいたかい」とか、我流でけっこうですから、思いきって振り回してやってください。
ここで育児の参加を渋りがちなお父さんの出番ではないでしょうか?
男性はだいたい照れ屋なのでお母さんから声を掛けてあげてみてください。
毎夜の夜泣きをひとりで背負い込むと、たいていのひとが疲れ果ててしまうでしょう。
そんな悲惨なことにならないためには、どうしても夫婦の協力が欠かせません。
明日の仕事に支障があるからといって知らんぶりをするなど許されようはずがありません。
夜泣きの対策
夜によく眠れるようになりそうな工夫を考えられるだけやってみてください。
日中に外に出る時間を多くする、
暇をみてはうんとからだを動かしてやる、
夜寝かせつける時間をおそくする、
夕方に昼寝する習慣のある子は早めに起こす、
昼と夜とをとりちがえたみたいな子は日中に長く眠らせないなど。
次に、夜の熟睡を妨げそうな原因をチェックします。
部屋とふとんの中の温度(暑さ、寒さ)、
おむつと着物(窮屈さ、しわ、着せすぎ)、
ベッド(よく動く子だと狭くて苦しい)、
姿勢(うつぶせ寝がよい子もいる)、
かゆみ(湿疹、あせも)、痛み(おむつかぶれ)など。
これらのことをひととおりやってみても夜泣きがおさまらなければ、そういう子として覚悟をきめて対応するしかありません。
寝かせる場所は、できるだけ親のそばに。いちばんいいのは同じ寝床に添い寝することです。
これだと、ぐずりはじめたときに、機を失うことなくなだめることができます。
なかには、抱いて歩きまわったり、戸外に出ないと泣きやまない子もいます。
そのときも早く寝かせようとあせらないことです。
ようやく眠った子をベッドにもどすときも、あせりは禁物。
すやすやと寝息をたてていても、すぐには降ろさず、からだがほぐれてずっしりと重い感じになってから、抱いたままベッドに寝こむようにします。
そして赤ちゃんが落ちついてからそっと腕を抜くようにすれば、再び泣き出されることは少ないでしょう。
抱きぐせについて
赤ちゃんが定まらぬ目で親を追い、クスンクスンと鼻をならし、手足を踊らせて抱っこを要求したときには、できるだけこたえてやるべきです。
すぐには応じられない場合には、「ちょっと待ってね」と声をかけ、間があきすぎてしまったら
「ごめん、ごめん」と念入りに抱きしめてやったらどうでしょう。
しょっちゅう抱いているとくせになるからとか、甘やかして自立心の成長を妨げたくないといった理由で抱かずにいるのはどんなものか。
親を求めているときに抱いてもらわなければ寂しいでしょうし、デリケートな子やエネルギーの強い子は、不安で落ちつきを保ちにくいでしょう。
赤ちゃんには自然な情のままにかまってやり、ひとへの信頼をもってもらうことが大切です。
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