子育て支援、青少年教育に大きな役割を果たす電話相談
電話相談とは 我が国の「相談」という分野で、電話相談として知られているものに「いのちの電話」があります。
1971年東京に開設されたこの電話相談は、イギリスで1953年「自殺予防」を目的に始められた「電話相談」がモデルとなりました。
日本各地には訓練を受けたボランティアたちが、必要とする人たちの相談にあずかっています。
当初、いのちの電話の深夜待機には緊急時の援助(危機介入)があったといいます。
今では私たちの身近に、種々の電話相談の機関が生まれています。
保健所や教育相談室、また最近では家庭支援センターのようにごく身近な所、青少年対象のヤングテレホンや人権・法律相談のように専門的な相談機関にも電話相談窓口が設けられています。
電話相談の特性
相談を求める人(コーラー/caller)たちにとって電話相談は、いつ、どこからでも、誰でも、簡単に、面談が苦手の人や外出が困難な人でも匿名で直ぐ利用できる利便性があります。
相談援助がたとえ一過性であっても、利用者にとってその目的にかなう心理的ケアができるのも電話相談がもつ特性です。
地域資源として 私たちの住む近隣にある保育園・幼椎園でも地域の子育て支援や教育センターとしての役割を担っている昨今では、
地域住民のために日常の子育ての戸惑いにも相談ができるよう門戸を開いています。
若い親たちに安心して育児が営めるようにとの配慮は、虐待防止への一助にもなっています。
そのためには、各種専門機関が地域資源の情報を集め、ネットワークと活用できる体制をっくっていくことが必要です。
相談を求める人のために
相談者の年齢、対象はそれぞれに異なりますが、その目的を、
(1)孤独や不安な気拝に取りあえずの安堵を得ること、
(2)気拝を整理し当面の生きる希望を得ること、
(3)情報・社会資源の提供、に集約されるといっています。
従来、ボランティアが電話相談の担い手であることが多いのですが、相談員の研修は必須と考えます。
「顔も見えず」「声と息づかいからその背景を理解する」という力量には、「よい聴き手」になることが先決です。
問題を解決することではなく、
「今を支えること」、気持ちや葛藤の整理と「周囲の人との関係をつなぐこと」、相手の相談に謙虚にのぞみ「共に育つこと」です。
電話相談をさらに充実した援助とするために、必要な機関へつなげるのも電話相談の大きな役割です。
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