園による育児・子育ての相談
保育者一人で抱え込まない
少子化や育児不安が高まる中で、園でも最近は園児の保育だけでなく、
保護者の相談、そして地域の親子の相談まで引き受けることが求められるようになりました。
園児の保育だけでもたいへんな中で、保護者への対応や相談に戸惑うことも多いことと思われます。
園は、子育て中の親にとっては子どもの保育をお願いするだけでなく、親が子どもや子育てについてわからないことや聞きたいことが聞ける、頼りになるところかと思います。
今は核家族が多くなって実家からも遠く、近所に知り合いもなく孤立しやすい転勤族も多くいます。
子育ては、親やまわりの人たちから自然に伝えられたものだったのですが、今は小さい頃から勉強に励み、小さい子どもに接することもなく育った人たちが親になっています。
物心がついてから初めて抱いた赤ちゃんがわが子だったという人も少なくありません。
園に入るまでの、特に最初の子育てでは、ささいなことでも不安のもとになります。
まわりに話せる人がなく、孤立している人ほど不安は強くなることでしょう。
入園しても大勢の子どもの中でのわが子がうまくやっていけるのか、ことあるごとに親心は揺れることでしょう。
ちょっとしたことで悩み、困って相談したいことも出てきます。
しかし相談ごとはそう簡単に話すわけにはいきません。
保育者がいつも忙しそうであれば声はかけにくいでしょう。
いつも声をかけてくれる保育者は、わが子をよく見ていてくれるありがたい存在に映ります。
「この先生はどのくらい話を聞いてくださるだろう」
「わかってもらえるだろうか」
「こんなことを聞いたらどう思われるだろう」
などが気になって言い出せないことがあるかもしれません。
保護者は保育者のちょっとした一言ややりとりからも、聞いてくれそうな先生か、どの先生なら話しても大丈夫だろうかなどをはかっています。
いつでも信頼して声をかけてもらえる保育者でありたいですね。
園は保護者にとって、毎日通って子どものこともわかってもらえる身近な存在です。
気軽に相談しやすい窓口のようなところでもあります。
日々迷うことを保育者に聞くだけでなく、保護者同士で解決できることもあるでしょう。
しかし深刻な相談になると親しい間柄ではむしろしにくく、園で抱え込むには重すぎることもあります。
担任一人で抱え込まないで、守秘義務を守りながら固全体で対応することも必要でしょう。
他の相談できる機関につなげ、園が病院や相談機関の専門家と相談しながら、保護者に対応していく体制をつくっておくことも大切なことです。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:子育て支援
トラックバック(0)
http://yg-away.biz/mt/mt-tb.cgi/403

